Flower & Arrangement / Sapporo

ラルフ・フローリスト 札幌 花屋

オーナーブログ

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日記

2009.10.20日々のこと

 

先日、友人を誘ってジャズクラブへ行って来ました。

 

この店に初めて行ったのは23歳位。

当時、働いていた花屋さんのオーナーに連れてってもらった。

 

初めて聞く生のジャズソング・・・。

とっても迫力があったのを覚えている。

周りのお客様は重みのある大人の方ばかりで、

私みたいな重みの無い23歳がここにいていいのかと、

少し恥ずかしい思いも持ちました。

 

再び訪れたのは、それから10年位たってからだと思う。

 

当時の、迫力あるシンガーの方には会えず、若い女性が歌ってた。

 

少し、残念に思いましたが・・・彼女の繊細な歌声もよかった。

 

帰り際に声を掛けられ、話してみると同郷の同年の友人でした。

驚きました・・・。優秀な彼女がジャズシンガーになっていたのですから・・・。

 

このことがきっかけで、たまーに行くようになったの。

 

今回は、20年ぶりに、迫力あるシンガーの方がいました。

久しぶりに聞いたけど・・・変わらない歌声。

胸の奥に声が響いてきて・・・素晴らしかった。

 

帰るときに友人が私に本をくれました。

 

P1010646

この本は、そのシンガーの17歳から40年間の日記をまとめた本でした。

歌への一途な生き方が伝わって来ました。

 

この本のはじめに「大好きな皆さまへ」と書かれています。

読んで、感じたことは。

 

歌が、お客様が、仲間が、、お店が大好きだ!ということ。

ずっと、お店を守って行きたいという強い思い。

これまでに、失ったもの、得たものが沢山詰まっているお店

なのだと改めて知りました。

 

そんな風に生きている人は沢山いますね・・・。

 

24ページの最後には「ありがとう」と締めくられてました。

 

自分の生きてきた道のりを残したいと・・・本に記せる生き方を

私もしてみたいと感じました。